業務用ソファの構造について
芯材構造
木枠
![木枠](images/wood_frame.jpg)
ソファの構造には木枠や金属、また成型モールドに金物の補強を入れた物などが有ります。
座面の構造
積層合板
![積層合板](images/laminated_plywood.jpg)
座面の下に積層合板を使用しているソファも稀にあります。作業工程が短縮されるので、コストをかなり抑えられます。脚は木製の細いものを使用しているものが多く見られます。強度を補強するために、座面下を一枚の合板で支える為、座り心地も悪くなりがちです。、一寸したウエイティングソファなどに使われています。
ウエービング
![ウエービング](images/waving.jpg)
細いゴムを編んでテープ状にしたものです。衝撃を緩衝する材料として多く使われています。様々なサイズに適応でき、コストが安いことが最大の特徴です、長く使用するとゴムが伸びたり、風邪をひいて硬くなり切れてしまうこともあります。
5年から10年以上のご使用を考えれば、Sバネ以上の物を使っているソファにしたいですね。
スプリング
![スプリング](images/spring.jpg)
Sバネスプリングも、平たいものや、盛り上がってR状の物などが有ります、またバネがきしむ音を無くすために工夫されたものや、隣のバネと連結して荷重を分散させる工夫がされたものなどもあります。大きさや座り心地を調整するために、バネの間隔を調整できるものもあります。
目に見えないところでメーカーの特徴が表れるポイントです。
コイルスプリング
![コイルスプリング](images/coil_spring.jpg)
座面の内部に渦巻状のスプリングを連結して並べた物になります、底打ち感が無く耐久性にも優れ、高級なものになります。
ポケットコイルスプリング
![ポケットコイルスプリング](images/pcoil_spring.jpg)
座面のクッション材(緩衝材)の中に弾力性のある、一つ一つ不織布の袋に入ったコイル型のスプリングを並べた物になります。それぞれのバネが独立しているので、荷重を分散して支えることになる為、クッション性は最高クラスになります。
椅子生地の種類
ファブリック
▼ゴブラン織り
![ゴブラン織り](images/gobelins.jpg)
▼平織り
![平織り](images/flat_cloth.jpg)
▼プリント
![プリント](images/print.jpg)
平織、プリント、ゴブラン調、モケット、などが有り、素材もウールや綿、化成品などがあります。
ビニールレザー
![ビニールレザー](images/pcv.jpg)
PVCと呼ばれるものになります。
本革
![本革](images/leather.jpg)
平織、プリント、ゴブラン調、モケット、などが有り、素材もウールや綿、化成品などがあります。
クッション
クッション
![クッション](images/cushion.jpg)
フェザーや綿、樹脂綿、などで出来ています。
ソファ脚
樹脂プラパート
![樹脂プラパート](images/leg_pra.jpg)
樹脂で出来た脚、フローリングなど床面を傷つけないものが人気です。
アルミ脚
![アルミ脚](images/leg_alumi.jpg)
底面に樹脂材が取り付けられているものもあります。
木製、ろくろ脚
![木製、ろくろ脚](images/leg_wood.jpg)
アンティーク調の物に多くみられる脚です。